病院長挨拶
皆様には日頃から夜間救急病院運営に多大なるご理解、ご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
月日の過ぎるのは早いもので、病院を開設してより2年余が経過しました。
夜間救急動物病院はこの間、勤務獣医師・看護師の献身的な働き、多忙な日常業務の中、ボランテアでサポートに出ていただいている会員病院の院長先生のバックアップを始めとして、岐阜大学動物病院、関連メーカー、業者様からの多大なご支援の甲斐あって、ハイレベルな救急獣医療の提供が可能となり、多くの県民から高い評価が頂ける様になりました。
診療件数も徐々に増加し(前年同期比12%増)経営的にも安定軌道に乗りつつあります。この間超音波エコー診断装置、レントゲン撮影装置、内視鏡、人工呼吸装置などは新しい最新機器への更新を実現し、10月初旬には病院の一部改装も行いました。
大型連休、盆正月などの繁忙期にはスタッフの増員、診療時間の延長により一層の獣医療サービスの向上、スピーディーな対応が可能となりました。
我々はこの2年間、夜間救急動物病院設立時の3つの基本理念を頑なに守ってきました。
1に 動物たちの命の尊厳と福祉を守るため
2に 飼い主さんたちの安心の夜の確保のため
3に 開業獣医師の安らかな夜の眠りと健康のために
そしてこの3原則の順番を決して間違えず、ひたすら病院の設立時の原点に拘ってきた結果が予想を遥かに超えた県民の評価であり幸運な業績だと思います。
そしてその拘りとは徹底して夜間病院の視座を『病める動物たちに、不安な夜を過ごす飼い主の側に置く』事でありました。『奉仕の精神』をこの病院の礎とした事でした。
我々は時として初心を忘れることがあります。私は今、『夜間病院に患者さんが来ない』その結果病院経営が上手く行かず、追加投資や閉院の危険性を心配したあの出発の夜を思い出しています。
でもそんな危惧は無用だったのです。
県内外には予想を遥かに超えた動物愛護の精神風土が根付いておりました。
動物たちの苦痛を我事に思う人々によってこの国は成り立っていたのです。
私たちは全国でも例を見ないこんな辺鄙な地方都市での夜間病院の企てが日本の地域獣医療の明日を切り開くものと自負しています。
夜間病院を良くする為に忌憚のないご意見、クレームを歓迎します。
皆さんがこの夜間病院をご自分の掛かりつけ病院の夜間窓口とお考えいただければこれほど嬉しいことはありません。
んな些細な不安にも夜間救急動物病院をご利用下さい。
あなたのご利用がこの病院存続の原動力です。
私たちはあなたから頂いた原動力で今まで救命不能と考えられてきた命、只見守ることしか出来なかった命を救うために頑張ります。
